日本ビズアップ
財務諸表分析

決算診断報告書の体系

決算診断は、毎期の決算書を比較分析し、関与先の経営課題を洗い出して今後の経営改善のヒントとすることが最大の目的となります。

決算を「過去」にせず「未来」へつなげる

「なぜこの今期は数字になったのか」「昨年と比べてどうなのか」「同業他社と比べてどうなのか」「今後はどこを改善すればいいのか」・・・決算書だけでは分からないデータも、「決算診断書」は一目瞭然です。様々なデータが一目で理解できる決算診断書は、今後の会社の貴重な経営指標となります。
「決算書を会社の重要なデータとして活かしていただきたい」という目的のもと、わかりにくい決算書をわかりやすくするのが決算診断書です。決算書は税務署や銀行に提出するものという認識もありますが、一番理解していただきたいのは関与先経営者なのです。関与先経営者が会社の中身(決算)を知ることにより、次の一手が打てるようになるのです。


(1)経営者にとって財務において必要なことは?
自分の会社の財務状況を把握すること
営業先や関係先の財務状況を理解すること
会計や経済学に基づいて物事を分析・判断すること

(2)会社の数字の流れを把握しよう
資産、負債、資本のバランスは健全か?   貸借対照表
営業損益と営業外損益はどうか?      損益計算書
処分利益と積立金はどうか?        利益処分計算書
収益性・安全性・成長性はどうか?     財務分析
利益が出る経営方針になっているか?    利益管理
損益の分岐点を把握しているか?      損益分岐点
運転資金・設備資金は大丈夫か?      資金管理
資金繰り表を作成しているか?       現金資金計画
コストを疎かにしていないか?       原価管理

決算診断書の特徴

(1)関与先の決算内容説明に役立つ

「決算書の見方がわからない」「決算書を生きた経営データとして使いたい」といった声をよく聞きます。ところが、通常の税務署提出用の決算書は理解しにくいものです。決算書の中身を診ずして企業の発展はありません。決算内容を点数化する事により誰でも理解できます。

(2)会社の強みと弱みが一目瞭然

決算の数字を点数化し、グラフなどのビジュアルにすることで、会社の強みや弱みがわかりやすくなります。単なる数字の羅列であった決算書から、将来の計画をするためのデータとして活用したり、リスク管理できるようになるのです。

決算診断書の体系

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